「不倫がバレたのに、なぜあの二人は別れないの?」
「『もう会わない』と約束したのに、水面下でまだ繋がっている。
そこまで固く結ばれた本気の愛なの?」
「慰藉料を払わせたのに(誓約書も交わしたのに)、それでも別れない」
釘を刺したり、何かしら行動を起こしたりしたにもかかわらず、不倫相手と別れようとしない夫(女が別れてくれないのか)。
妻にバレたり、騒がれたり、行動起こされても別れない二人なのですから、妻が気づいていない、あるいは何も言わずに泳がせているうちは、別れるわけがありません。
妻としては「二人は本気で一緒になりたいと思っているのだろうか」と不安になって当然です。
では、なぜあなたの夫と不倫相手はいつまでも不倫関係を続けて別れないのでしょうか?
今回は、「不倫相手と夫がなぜ別れないのか」という6つの心理 を解説します。
そして最後に、「じゃあ、この関係を終わらせるために、妻は結局どう認識して、どう対処すべきなのか」 という解決策(結論)をお伝えします。
再び前を向くための道標にしてください。
不倫相手と夫が別れない「6つの理由」

① 夫が本気で離婚したいと思っているから
夫は「本気で離婚したい」と決めている。
離婚したい(しなくてはいけない)理由は明確ですよね。
女がいるから離婚を言うのです。
ならば、女と別れるわけがありません。
不倫がばれた後、離婚を迫られている妻が夫に、
「彼女も本気であなたと結婚したいと思っているの?」と詰め寄ったところ、
夫は、
「彼女がどう思っているかは分からない」
「でも、彼女も同じ気持ちのはず……」
と煮え切らない言葉を吐く。
そのうち、
「離婚して一人になってから彼女にプロポーズする」
と言ったり、
「たとえ彼女とダメになっても離婚したい」
と言い出す始末。
その後、堂々と女に会いに行くようになり、
事あるごとに離婚を言ってくる。
最近は、「離婚してくれなければ出て行く!」とまで言うようです。
妻はもう何も言えなくなりそのままです。
離婚を迫りながら不倫行動に拍車がかかっている夫。
改善の見込みはまだあるのか、あるならどう対処するべきか、意見を聞きたくて相談に来られました。
夫が離婚を言い出してくる前から夫婦関係は冷え切っていたなか、
ある日覚悟を決めた様子の夫が妻に離婚を切り出してきました。
急に焦って離婚を言い出す夫に女の影を感じ、いろいろ探り出したら、離婚を決めるに至るまでの不倫相手とのエピソードが夫のスマホに残されていたのです。
「やっぱり家族は捨てられない」と、夫は女に別れを切り出したものの、
女は、「あなたを信じて待っていた今までは何だったのか。私は納得がいかない」と言ったり、
「あなたが奥さんと子供を選択したのならそうすればいい」などと言う女。
結局、「やっぱりあなたと別れたくない。俺は決めたユリ(仮名)と一緒に生きていく」
「ちゃんと妻と話しをする」
さ迷い続けた夫のラインにはそう残されていたのでした。
いずれにしても、離婚を決めている夫に、
「まずは彼女と別れてからじゃないと話をしない」などと不倫相手と別れることを迫っても難しいでしょう。
離婚を決めている夫が不倫相手と別れないのはある意味、当然かもしれません。

② 不倫発覚後に、妻が言い過ぎたり、行動をし過ぎたから
耳の痛いことを言いますが、ご容赦ください。
不倫が発覚した後、言わなくてもいいことを言い過ぎたり、やるべきではないことをし過ぎて、夫婦関係を炎上させていませんか?
女に直接連絡したり、会いに行ったり、夫の親や職場に相談したり、ぶちまけたり。
「連絡しないで!会わないで、別れて!」
「あなたは有責配偶者なんだから!」
「女に慰謝料請求するからね!」
「二人とも地獄に落ちればいい!」
スマホを破壊したり、殴ったり、、、。
妻の張り裂けそうな気持ちは痛いほど分かります。
しかし、夫婦間が炎上しストレスで一杯になると、夫は罪悪感や恐怖、責任から逃れるために、「快楽・癒やし・承認」を与えてくれる不倫女の元へと逃げ続け、依存の度合いを強めてしまうのです。
不倫相手と別れるのが難しくなる原因は、ここにもあります。
③ 妻とはもう「恋愛できない」と諦めているから
①のように離婚まで口にしない夫でも、
「価値観の合わない妻とはもう難しい、無理だ」と諦めていれば、
開き直ったかのように「なぜ別れる必要があるんだ!」という意識が強化されます。
不倫に走る前、「俺が外に女を作ってもいいんか!?」などと妻に訴えていた夫たちもいます。
彼らは、妻とはただの父母や家族ではなく、男女の繋がりを強く求めていたのです。
外で満たしてくれる女ができたことで、妻からはもう男として愛されなくていい、家族という存在でいい。
恋愛はしていたいし、自分がこんなふうになったのも、そもそも妻のせいだ!とさえ思っているからよけい別れないのです。

④ 不倫相手が夫に執着していて別れてくれないから。
「奥さんより私の方が愛されている!」と執着している女。
なぜ女が彼(皆様の夫)にそこまで執着するのか。
それは、夫が不倫関係のさなか、まだバレる前の甘い時間の中で、自分の欲求を満たすために、愛の言葉をさんざん囁いてきたから です。
中には、自分が独身だと偽っていた夫すらいます。
女はその言葉を一字一句覚えており、「私の方がずっと愛されていた!」と強く思い込んでいます。
今、妻にバレて夫がやや引き気味になり「もう潮時かな」と思っていても、それは夫婦間で問題が起きたからであって、女にとっては青天の霹靂。
「急に手のひらを返したずるい男」にしか見えません。
優柔不断で「彼女に悪者だと思われたくない、酷い男だとレッテルを貼られたくない」というクズな保身を持つ夫は、女をバッサリ切ることができません。
妻が動いたから(慰謝料請求したから)女が意固地になって結びつきが強くなったと悩む妻もいますがそれは違います。
おめでたいほどの勘違い女に仕立て上げたのは、過去の夫の無責任な言動、行動です。
⑤ 不倫で享受していた刺激が強すぎて手放せないから
恋愛感情や性的刺激で脳内物質(ドーパミンなど)が出続けているお花畑状態では、倫理観や家族への愛情よりも、刺激と快楽が優先されてしまいます。
実際、妻に何度も不倫がバレていた30代の夫は、頭を抱えてこう吐露しました。

頭ではわかっているんだ。でも、どうにもならない。
あんな刺激を知ってしまった俺はいったいどうすればいいんだ?
不倫がバレて数ヶ月はおとなしくしていた夫が、また隠れて女に会いに行くケースはざらにあります。
これはただの「禁断症状」です。
不倫相手への愛ではありません。
家では普通に妻に接していながらも、隙を見ては女に会いに行く目的はただ一つ。
その強い刺激欲しさだけです。
⑥ 女への「歪んだ罪悪感」を抱えているから
私の相談室でよくある事例をあげるなら、
・不倫相手の女を妊娠させ、おろさせた(それも一度だけではない事例もあります)というケース。
・W不倫で、女のほうが家を出て別居したり、離婚に至ったケース
があげられます。
夫には「彼女がこうなったのも俺のせいだ」という思いはある。
と同時に責任感が芽生えています。
なのに、ずるい男、酷い男、裏切り者になって逃げ出すわけにはいかない。
そんな身勝手な男のプライドと歪んだ罪悪感が邪魔をして、
「別れることなどできない!」という状態になっているのです。
妻は結局どう認識して、どう対処すべきか


これまで解説した、不倫相手と別れない夫の心理を理解したうえで、状況に応じた冷静な対処 が必要です。
1. 夫が「離婚を覚悟」している場合
すでに夫婦関係は冷え切っている場合が多いでしょう。
夫が夫婦関係を諦め、離婚を迫ってきている場合、「証拠があるから」と言って、いきなり女の切り崩し(慰謝料請求や直談判)にかかっても無駄であり、むしろ火に油を注ぐNG行動 になります。
この段階の夫に「女と別れて!」と迫るよりも、まずは「離婚を回避する行動(離婚は絶対にしない妻でい続けること)」に力を注ぐことが現実的です。
女の存在があるからこそ、離婚を言っているのだから、夫は外に逃げて別れないのです。
「彼女と別れてから夫婦をどうするか(離婚のこと)を話し合う」のではなく、
「夫婦関係が少しずつでも改善し始める術はないか」に注視するべき。
時間稼ぎといえばそうかもしれません。
しかし、今ここで(早期に)シロクロはっきりさせるのは無理です。
いつの間にか夫がやんわりとしてきた。
離婚を言わなくなった。
夫と女との関係が崩れかけていた。
そのようなケースもありますが、実際に離婚を迫られているケースはそれ相当な月日を要するでしょう。
つまり、不倫相手と別れる別れないというよりも、相談者様夫婦の関係性はもう取り返しのつかない程の状況なのかどうかにも左右されます。
そこを判断するのも私たち専門家なのです。
2. 離婚は言わないが夫婦関係があまりよくない場合
夫婦関係に問題がある場合は、夫婦関係を改善することが先決です。
でないと、不倫相手と別れないからです。
別れてから夫婦が改善するではなく、夫婦が機能するから別れの方向に向かっていく。
これが実際、現実的流れです。
ですから、夫婦関係に問題があったことに目を背けずに、向き合って欲しいのです。
それを細かくお聞きして、相談者様がどのように実勢していくかをアドバイスしています。
自分がしなかったこと、夫婦において十分でなかったことは何でしょうか?
3. 夫婦はいい関係だが(気づいた後、改善している)、不倫相手と別れない場合
もし、夫婦関係は十分、家庭の居心地も悪くない。
なのに、夫がいつまでも女と別れないというのであれば、話は別です。
不倫のコスト(代償)を夫に負わせるため、不倫そのものに対処するタイミング です。
でないと、不倫はこの先も続きます。
「このまま変わらない夫なら、妻や家族から見捨てられ、夫の家庭における存在価値をゼロにする」という現実を突きつけるのです。
あくまでも、そのくらいの強さと覚悟を持った妻にならなければ、刺激に依存した夫は不倫を断ち切れません。
不倫のことを切り出し、妻は実際どう動くかは個々のケースに応じて対処策をお伝えしていきます。
💡 どのケースでも妻にもって欲しい大切な認識
自分の人生の「軸」を夫から切り離す意識 を持ってください。
「夫をどう変えるか」「どう説得するか」に必死になってエネルギーを使い果たさないでください。
トチ狂っている夫を言葉で説得して変えるのは至難の業ですし、頑張りすぎるとあなたの精神が破壊されてしまいます。
それよりも、「この先、こんな夫のままなら、私自身がどうしたいか、どうするか」 という、あなた自身の未来の選択を優先してください。
経済的な自立を模索する、趣味や友人との時間を充実させるなど、こんな夫がいなくても大丈夫な「自分」を構築することです。
皮肉なことに、その「夫に依存しないあなたの姿」こそが、不倫夫に対する【余裕と迫力】 を生み出し、夫が不倫相手と別れることを意識する引き金になる。
過去、不倫問題が起きた多くの夫婦を見てきた私は強くそう思います。







