夫の不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
カウンセリングの現場では日々このような相談があります。
「夫が風俗通いをどうしてもやめられません。
二度と行かないと約束したのに何度も裏切られます。
『また行ったの?いい加減にして!』と言ったら、キレて話し合いになりません。
もう夫の性欲に付き合うのは疲れたので『風俗ならまだいいか』と黙認すべきでしょうか?
夫の風俗をやめさせる方法を教えてください」
また、このような妻も少なくありません。
「私が妊娠中や産後、育児で夜の営みを断り続けていたら、夫が風俗に通うようになりました。
私が拒否したのが原因だから、自業自得なのでしょうか?
いまだにセックスレスです。
どうすれば夫が風俗に行かなくなり、夫婦関係を戻すことができるでしょうか?」
涙ながらに夫を問い詰めたとき、夫から返ってきたのは反省の弁ではなく、信じられないような「言い逃れ」や「逆ギレ」の態度だった……。
そんな絶望の真っ只中にいる妻は多いものです。
「あのキレ方を思い出したら、もう何も言えません。いったいどう言えばいいのか。」と、夫の剣幕に怯えて見て見ぬふりをする妻のお気持も理解できます。
だからといって、「一般女性との不倫じゃないからいいか」「体だけで心がもっていかれなければいいか」と見て見ぬふりをすることや、「やめて!行かないで!」と感情的に責めたり、風俗通いの証拠を突きつける対処では、やめられない夫と化している夫には一切通用しません。
本記事では、夫の風俗通いをやめさせるために、妻が向き合わなければならない「夫婦の性(せい)」の現実と「妻自身の意識改革」、風俗に行かれ続ける妻を卒業するための解決策を、専門カウンセラーの視点からお伝えします。
「不倫されるよりマシ」「外でしてきて」という黙認が最悪の未来を招く理由
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多くの奥様方と話してきて、実は一定数の妻が「夫の性欲に付き合っていられない」「もう夜の営みはいいかな」と感じているようです。
なかには、「風俗ならまだいいか」と思っていたり、夫に向かって「そんなにしたいなら風俗でも行ってくれば!」と言い放ってしまった妻もいます。
ハッキリ言います。その認識や言動は、危険極まりないNG行為です。
妻の言動が夫に冷めていると刷り込み「風俗行きの免罪符」になるリスク
あなたがいくら「あくまで夜の夫婦生活だけの話」と思って言ったとしても、夫からすれば「妻は俺に完全に冷めている」「俺を男として見ていない」としか感じません。
結果として、夫に「妻をお母さん、ただの同居家族として見ることにした」と割り切らせる免罪符(お墨付き)を、妻自身が与えてしまうことになるのです。
風俗に行く(行ける)夫は一般女性と浮気するハードルは極めて低い
「風俗は割り切って行っているだけで、普通の女には手を出さない」なんて、夫の下半身を買い被ってはいけません。
お金を介しているとはいえ、妻以外の不特定多数の女性と行為ができる時点で、その夫は「他の女性とすることに対する抵抗感がゼロ」なのです。
そんな夫の前に、もし「職場のちょっと愛想のいい女」や「久しぶりに出会った同級生」とのチャンスが巡ってきたらどうなるでしょうか。
もはや抵抗感がないのですから、積極的にアプローチし、最後まで行ってしまうのは火を見るより明らかです。
「夫の風俗通い」を放置した結果、職場不倫や出会い系での浮気に発展した事例を、私は嫌というほど見てきました。
不倫がバレた際、相手女性のことを「風俗嬢だ」と言い逃れするリスク
さらにタチが悪いのは、一般女性との浮気がバレた際、その女のことを「風俗の女だ」「デリヘルを呼んだだけだ」と言い逃れする道具に使うことです。
都合の良い記憶だけはしっかり残していますから、妻が突っついたら「お前が風俗ならいいって言っただろ!」と逆ギレしてしらを切り通そうとします。
夫のくだらない嘘に騙されてはいけません。
妻の想像を超える「複数女性との浮気」と「風俗の常習性」

夫の風俗通いは、妻の想像以上にエスカレートしているケースもあります。
同じ風俗嬢を指名し、メールやLINEで浮かれてとち狂っていく夫たち
最初は「手軽な性欲処理」として割り切っていたはずの夫が、同じ風俗嬢を何度も指名するようになり、メールやLINEで盛り上がってとち狂っていくケースは珍しくありません。
体だけでなく、心の繋がり(疑似恋愛の癒やし)まで風俗に求め始めると、常習性に拍車がかかります。
職場不倫、出会い系、マッチングアプリと風俗を同時に併用する男の共通点
さらに、会社の女と不倫が発覚したのと同時に、実は出会い系アプリもやっていて、さらに風俗にも通っていた……という「複数掛け持ち型」の夫もたくさんいます。
要するに、妻以外の女性との行為に抵抗がない男は、数にも貪欲になり、一人二人では性欲も、歪んだ承認欲求も満たされなくなっているのです。
私はこんな言葉を浮気夫たちからよく聞いてきました。
「いろいろな女性としたかった」
たとえ言わなくても、風俗夫のなかには「確かにその通り」とつぶやく声が聞こえてきます。
夫の風俗を放置しすぎると、風俗で享受してきた強烈な刺激が手放せなくなり、「妻が求めても、もう妻とはする気が起きない」、「妻を女として見れない」という拒絶状態に陥ります。
夫の風俗通いをやめさせるカギは、妻の意識改革にある

夫がどうしても風俗をやめられない、また行ってしまう。
この問題を解決するカギは、「妻の性に対する意識改革」にあります。
ここでの「意識改革」は、「夫を変えようと執着するのをやめ、自分自身の尊厳とこれからの人生(再構築か離婚か)を冷静に選択するためのマインドセット」という意味でもあります。
実際、このような相談者様がいました。

河野さん、やっぱり夫とのセックスは必要なのでしょうか?
私はもうそういう気になりません。
自信もないし。
それなしに、夫が浮気しない(風俗に行かない)ようにできないものでしょうか?
この相談者様の夫婦問題に長く関わってきた私は、



ご主人はそれなしにはダメな人のようです。
奥様のことは好きだし、お出かけも旅行も行っていますよね。
浮気しなければ(風俗に行かなければ)いい夫なのにと奥様も感じているようです。
でも、どうしても性の欲求を抑えられないのです。
私はこれまで「夫婦関係を再構築するのに、セックスは必ずしも必要とは限らない」と言ってきました。
しかし、それはパートナーのタイプによります。
夫の風俗問題が起きている夫婦には、セックスが「絶対に必要」なのです。
「俺はこれ(性)がないとダメなんだ!」という夫の本能
世の中には、「俺はこれが無いと生きていけない、ダメなんだ!」という夫たちはいます。
実際に妻に向かってそう吐露した夫もたくさんいます。
夫はあなたのことが嫌いになったわけではありません。
ただ、その必要性をあなたに拒絶され、外に飛び出したのです。
ここで、以下のようなネガティブな言い訳をして向き合うのを諦めないでください。
- 「もう◯◯歳なんだから、そういうのはいいんじゃないか」
- 「私はもう若くないし、どうせ風俗の若い子の方がいいに決まっている」
- 「風俗みたいなことは私にはできない」
そんな風に最初から決めつけたり、自信をなくして心を閉ざしていたら、夫婦の修復なんて不可能です。
それに、風俗のプロと同じことをする必要はありません。
夫が若い子でないとダメだとは限りません。
夫がこう思っているに違いないと、自分が思っていることを夫の心に投影して、あたかも夫の本心であると勝手に解釈しているのです。
実際私のカウンセリング現場では、50代半ばから60代前半の夫婦が多いなか、その夫婦ならではのペースで夜の夫婦生活があったり、戻ったりしています。
もはや30~40代夫婦の問題ではないのです。
大切なのは、「夫にとって性愛は欠かしたくないものである」という現実をあなたの心に招き入れて、あなたがもう一度、スキンシップに対して前向きに向き合う意識を持つことです。
そしてもうひとつ。
「夫はあなたが感じているほどのレベルの女性、行為(内容)まで求めていない」ことも認識してください。
それとこれも声高に言っておきます。
笑顔で接する、居心地のいい家庭環境をつくる、食事や旅行に行く。
大切なことです。
しかし、それと「夫婦の夜の営み」は別の問題なのです(繋がってはいますが)。
ですから夫への切り出し、話し合いでも、この「夫婦の性」をテーマにした対話が必要なのです。
表面的にさらっと触れても、核心部分を避けていた方はほんと多いです。
夫婦の性の価値観をすり合わせ、スキンシップを戻すには、数ヶ月〜半年かかることもあります。
夫から「今さら何を言っているんだ」と心無い言葉をぶつけられるかもしれませんが、そこで折れずに粘り強く向き合う妻の意識改革こそが、夫の足を風俗から遠ざける唯一のブレーキになります。
【ハッキリ言います】見限るべき「風俗腐れ夫」とは


ただし、ここまでお伝えした「妻の意識改善」や「スキンシップの再構築」をしようとしても、解決に至らない最悪な夫がいることも事実です。
以下のような夫は、難しいでしょう。
- 完全に「風俗腐れ」している:お金を払って不特定多数とすること自体が歪んだ性癖として脳に焼き付き、いつまでも手放せない。
よくある例として、「俺はこういう人間だから治らない」、「男の本能なんだから仕方がない」、「そんなに嫌なら離婚すればいい」などと言い続ける。
風俗をやめる意識は毛頭ないということです。 - 妻に対する誠意も思いやりもない:妻がどれだけ傷つき、涙ながらに訴えても、平気で逆ギレし、小馬鹿にし、裏切りを繰り返す。
よくある例としては、「おまえ(妻)が悪い」的なことを言います。
それと普段の夫婦関係にも向き合おうとしません。
このような夫は、あなたがどれだけ努力し、自分を変えようとしても、エネルギーの無駄遣いに終わります。
見限る勇気も必要です。
あなたの夫はどちらのタイプか?夫婦の「性(せい)」の歴史を検証しましょう
あなたの夫は、セックスレスの果てにプライドを枯渇させ、風俗に走ってしまった夫でしょうか?
セックスレスではないにしろ、昔から風俗を利用していた夫でしょうか?
それとも、誠意も思いやりもなく、「いろいろな女性としたい」性癖を手放せない「見限るべき風俗腐れ夫」でしょうか?
これを見極めるためには、あなたたち夫婦がこれまで歩んできた「性(せい)の歴史」を正しく、客観的に検証する必要があります。
「夫の言葉が嘘か本音か分からない」
「話し合おうとすると逆ギレされて、これ以上どうしていいかパニックになっている」
という方は、一人で悩む必要はありません。
まずは一度、私にご相談ください。
2人の歴史を紐解き、あなたがこれから進むべき本当の道を一緒に見出していきましょう。
前編も参照してください(この記事は後編です)
→ 【前編】夫が風俗に行く理由 | 妻とセックスレスではないのになぜ何度も約束を破るのか







